信 善 悪

良さそうなタイトル思いつかなかったのでとりあえずこれで。

以前の事・・・、まぁ以前というか最近なんだけど、
友達と話してて、去年と今年の数回ブログで書いたことのある女の子のこと*1の話題が出て、
僕と同様に、同じような手口でやられた友達(友達の友達)が何人かいて、最近はそのようなことは聞いてないということを、友達から聞いた(うろ覚え)

・・・ということを、思い出してた


やっぱ、あの子は犯罪者になってしまってたんだろうな・・・
逮捕されたのか、逮捕される前にやめてくれたのか・・・
今でもやってしまっているのか・・・
どれなのかは分からない

あの子が何故犯罪になるようなことをやってしまったのかも
(実際に聞いてみなければ)分かるわけがない


実は、思い出すたびに、少し心配になってたりする。
自分の善で自分の悪を責め、結果的に落ち込むようなことになってしまってないかとか・・・

人には悪と善がある
あの子は悪が表に出てしまっただけ。
あの子にも、きっと善があるはずなんだよ
そう信じてるから、心配なんだよ


前科がある人であっても助けたいんだよ、僕は。
犯罪者になってしまっていても、逮捕される前に少しでも助けたいんだよ、僕は。

後者の「助けたい」というのは、逃げ道を作ったりするだとかいう意味で言ったわけじゃない
問い、聞き、考え、考えさせ、
それらをしながら、その人その人の善を表に出し、犯罪をやめさせるような助けをするという意味で言った
もちろん、警察行って自首させるというのも、選択肢にいれさせるよ
ただ、強制的に選択するようなことはしない
「したくはない」ではなく「しない」
「絶対しない」ではなく「しない」
どんな犯罪をしてしまったかによっては、通報するしかないこともあるだろうね。
逮捕されたあとでも、もし面会が可能なら行きたいね
興味本位での面会とか、相手を責めるための面会とかではなく、
しっかりと相手と向き合い話し合い、少しでも助けるための面会として。

犯罪者を「罪を犯した人」として捉えるのではなく、犯罪者を「悪が表に出てしまっただけの人」として捉えてもいいんじゃないかなと思うよ、僕は。
もしかすると中には、何らかの事情で、自分としてはある意味で善だが、皆から見れば善ではなく悪が表に出ているような人、犯罪者として犯罪をしなければならないような人だってきっといるはず。
ドラマにあるような、犯罪者の言うとおりに犯罪をしないと犯罪者が人質を殺すみたいな。
他には、刑務所のほうが良いとか(これはちょっと違うかな?)、
生活に困ったとか・・・

犯罪者の話をしっかり聞くことも、大事だと思ってる。
善が存在しない人なんていないと信じてるから。
善が存在しない犯罪者なんていないと信じてるから。

仲間への善があるから、悪の組織って成り立つんじゃないの?と思うよ
だから僕は、犯罪者にも善があると信じてる。


お人好しなのはやられやすいと思ってるよ、うん
けどね、赤の他人に対して、犯罪者に対して
「助ける人」、「信じる人」はある意味で貴重だと思ってる
セキュリティ意識が高まるこの世の中
近所付き合いがなくなってきているこの世の中
助ける人、信じる人は、だんだんと少なくなってきているんじゃないんだろうか
そんな気がしてくる

僕も、犯罪者に金を貸したくはないし、赤の他人に金を貸すのにもリスクがあるしできれば貸したくはない
けども、本当に困ってる人が赤の他人だとしたら・・・。
本当に困っているかどうかなんて、たとえ話してくれたとしても、それが本当かどうかの確証はないだろうね。
そこが、悩みどころだね

*1: http://d.hatena.ne.jp/baku4893/20130905/p1 ←これが一番最初の記事 http://d.hatena.ne.jp/baku4893/20140301/p1 ←これもこの子関連の記事。 探せばこの子関連の記事が他にもあったりするかな? これ以上探すの面倒くさいからこれだけ。